腸内細菌は無数に存在することが知られています。これらを混同しないためにはその名前の付け方を理解しておくといいです。

腸内細菌は細菌の一種です。ですから、細菌の名前の付け方が腸内細菌にも適用されます。

細菌の名前は、属名+種形容名から成ります。

たとえば、大腸菌のことをE.coliと表現します。イーコリと読んだり、イーコライ、イーコーライと読んだりします。

E.coliは略さずに書くと、Escherichia coliです。この場合、Escherichiaが属名で、coliが種形容名です。

このように細菌の名前を属名と種形容名で示す命名法をリンネの二名法といいます。

細菌の命名規則の次に、分類階級を理解する必要があります。

基本となる分類階級は種です。種を基準として、その上位には属、科、目、綱、門、界があります。その上にはさらに3つのドメインがあります。それは、古細菌、細菌、真核生物です。

ちなみに、ウイルスはこれとは別の分類になります。

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腸内細菌の分類階級をみる前にヒトについてみてみましょう。

ヒトは真核生物のドメインの動物界に属しており、ヒトという種に分類されます。

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次に、ヒトの腸内に住む代表的な腸内細菌の一つであるEscherichia coliの分類階級をみてみましょう。

出典:微生物学1 細菌学総論. – ppt download

Escherichia coliは真性細菌のドメインに属しています。プロテオバクテリア門、γプロテオバクテリア網、腸内細菌目、腸内細菌科、エスケリキア属のE.coliという種に分類されます。

いかがでしたでしょうか。

このように、腸内細菌には命名規則と分類階級があります。

腸内細菌を理解する際には基本となる考え方ですので、よく理解しておきましょう。

 

 

 

 

 
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