はじめに

この記事では宿便について解説しています。

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宿便とは

宿便とは便秘により腸内に長く滞留している糞便のことです。宿便はまたの名を滞留便といいます。

健康な人でも3~5kgの宿便があるといわれています。便秘の人は4~6kgの宿便がたまっているといわれています。

宿便は数週間にわたり腸にたまり、毒素を産生します。

便秘がなければ宿便はない?

毎日排便がある人でも、2~5kgの宿便が腸内に存在します。つまり、便秘がない人でも宿便はあります。

便秘と宿便はどう違うの?

便秘も宿便も腸内に便が残っているという点では同じです。しかし、便秘が排便がスムーズにいかない症状を始めとした不快感を伴うものであるのに対し、宿便は不快感がなくても存在するものであることが異なります。

宿便の何が問題?

たとえば、牛乳を放置すると腐敗菌で腐ります。これと同じように、腸の中に内容物が長くとどまると、老廃物が悪玉菌で腐ります。その結果、毒物と悪臭のあるおならが作られます。毒物は腸から吸収されて体の隅々まで届けられます。

宿便の原因

便秘体質

もともと便秘傾向にある人はどうしても宿便がたまりやすいです。

無理なダイエット

無理なダイエットを行い、食事量が少ない人は、便秘になりやすく、その結果、宿便もたまりやすいです。

刺激性下剤の乱用

腸を刺激して排便させるような便秘薬を長く使った人は、腸の感覚が麻痺して便秘になりやすいため、宿便がたまりやすいです。

加齢

年をとると誰でも排便する機能が低下します。その結果、便秘になりやすく、宿便もたまりやすくなります。

ストレス

ストレスが長く続くと、腸の働きを悪くします。

薬の副作用

何か病気があり、薬を飲んでる場合、その薬の種類によっては便秘の原因となり、宿便の原因にもなることがあります。

たとえば、睡眠薬、筋弛緩薬などが宿便の原因となります。

宿便が体に及ぼす影響

腸内環境の悪化

健康な腸の中は善玉菌が多く存在し、悪玉菌の増殖を防いでいます。

宿便があると腐敗菌が増殖し、悪玉菌が増えます。その結果、腸内環境が悪化します。

便秘の悪化

便秘は宿便の原因になります。また宿便があると便秘はひどくなります。このように、便秘と宿便はお互いを悪化させる悪循環をつくっています。

宿便があり、便秘があると、便がとても固くなります。固い便は排便時に肛門に負担をかけるため、痔の原因になります。

痩せにくい

まず、宿便自体の重さによる体重増加があります。さらに、宿便が原因で毒素が腸内で産生され、それがカラダに吸収されることで代謝が低下し、痩せにくくなります。

肌トラブル

宿便は腸内で発生する毒素のもととなります。この毒素は腸から吸収されてカラダ中を巡ります。その結果、肌荒れやニキビが引き起こされます。

宿便の治療

刺激性下剤に頼ると長期的には宿便をさらに悪くさせます。整腸剤などで腸の機能を健全化するのが最善です。

運動

適度な運動は胃腸の働きを高めます。その結果、宿便も解消されやすくなります。

食事内容の改善

こんにゃく、玄米、海藻などは腸の働きを改善します。

食物繊維の多い食品をとるのもおすすめです。具体的には、さつま芋、ゴボウ、キャベツ、キウィ、リンゴ、アボカドなどです。

食習慣

朝食をしっかりと食べることで胃と腸の動きが促され、排便につながります。

水分摂取

カラダに取り入れる水分が少ないと便に含まれる水分も少なくなります。その結果、便はとても固くなります。そのような便が大きくなり、排泄されなくなったものが宿便です。

食物繊維摂取

食物繊維は便に水分を引き込み、便のカサも増すため、排便を促します。

排便習慣の改善

便意がなくても朝の決まった時間にトイレに行くことは排便につながります。

断食/ファスティング

断食は胃腸を休ませます。休んだ胃腸はその機能を回復します。その結果、カラダにたまった毒素を排出することができます。

プチ断食

12時間や16時間などの一定時間、食事をとらないのがプチ断食です。

腸内洗浄

腸内洗浄で腸内の老廃物、宿便を出すことができます。

まとめ

宿便とその原因、カラダへの影響、治療法について説明しました。宿便と便秘は似ているため、原因、治療については共通する部分が多いです。

 

 
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