はじめに

このページでは便秘とは何かについて解説しています。便秘を具体的に定義することは実はとても難しいのです。どのような状態であれば便秘といえるのかを考えます。

排便習慣は個人差が大きい

便を出すことを排便といいます。排便に関する習慣は人によっていろいろです。排便の回数や1回の排便ででる便の量は個人差が大きいです。毎日最低1回は排便がなければいけないというわけではありません。

便秘の症状は人それぞれであり、便秘の捉え方もその人の感じ方次第であることが多いのです。これらの理由で便秘を厳密に定義することはとても難しくなっています。

便秘の症状の訴えはいろいろある

便秘症と一言でいってもその訴えは、下記のようにいろいろです。

  • 何日も排便できない
  • 便が硬くていきまないと出しにくい
  • お腹が張る
  • お腹が痛い
  • 排便はあってもまだ便が残っている気がする(残便感がある)

いろいろありますが、排便に苦痛や不快感を伴う場合には便秘といってよいかもしれません。

便秘とはどのような状態か?

一般には週に3回もしくは4回以上、すっきりと気持ちよく便がでて、でた便がバナナ状の軟らかいものである場合は便秘とはいいません。

では便秘はどのような状態なのでしょうか。

便秘とは大まかにいうと、体の外に出さなければならない便を十分に快適に外に出せずに便の排泄が難しくなっている状態のことをいいます。便が大腸の中に長い間留まり、排便が順調に行われていない状態です。恐ろしいことにひどい例では、なんと1か月で2回しかお通じがでないこともあるようです。

具体的には便秘って何?

日本内科学会は便秘とは、排便のない期間が3日以上の状態であるか、あるいは毎日排便があっても残便感がある状態としています。広い意味では便秘は排便の回数が減る、便の量が少ない、排便がスムーズでない、便を出すのに苦労している、便が残っている感じがする(残便感がある)、便が固い、排便のときに不快な感覚を伴うなど、さまざまな状態を呈する状況も含みます。

排便回数からみた便秘

回数についていうと、多くの人は1週間に3~7回以上の排便があります。したがって、3~4日以上にわたり排便がなかったり、1週間に2回もしくは3回以下しか便がでないような場合は便秘と考えてよいようです。

排便回数だけでは便秘と判断できない

しかし、便秘の難しいところは排便の回数だけで便秘かどうかが決まるわけではないというところです。毎日排便があっても便の量が少なかったり、便が固かったり、残便感があってすっきりしないというような場合には便秘と判断します。

逆に2~3日に1回程度しか排便がなくても食欲があり、楽にするっと出てすっきりと快便であり、気持ち悪さや普段のお腹の張りなどがなければ便秘といわないかもしれません。

排便に伴う症状からみた便秘

「便意はあるのになかなか出ない」、「強くいきまないと便が出ない」、「排便したのにスッキリせず、まだ残っている感じがする」など、排便時の不快な状態が毎回気になるのであれば、便秘と判断します。

便秘による症状

便秘になると、腹痛、お腹の張る感じ、食欲不振などの症状がでることがあります。ほかにも便秘は肌あれや肩こりなどの原因ともなります。さらに、頭痛、胃痛、胃もたれとも関連することがあります。このように便秘の影響は全身に及ぶ可能性があります。

まとめ

便秘を定義することは難しいことが分かると思います。2日に1回程度しか便がでなくても気持ちよくお通じがでていれば便秘と言わないこともあり、逆に毎日排便があっても毎回不快感がある場合には便秘かもしれません。また、実際はひどい便秘でもまったく自分では症状を感じない人もいれば、極めてよい排便習慣の人でも気にしすぎて自分のお腹の状況がとても悪いと信じこんでいる人もいます。当サイトでは便秘にまつわる事柄をできるだけわかりやすく網羅するつもりです。ぜひ参考にしてください。

 
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